昨年10月にインボイス制度がスタートし、はや5ヶ月が経ちました。
多くの免税事業者が登録するかしないかの苦渋の選択を迫られたのは記憶に新しいところです。
いざ始まってみると、事業者にとって登録番号を請求書や領収書に記載するということ自体はそれほど難しいことではなかったでしょう。
問題は会計処理なのです。
インボイス制度導入の目的は、取引の正確な消費税額と消費税率を把握することだそうです。
その正確性を担保するためには、もはや会計ソフト無しでは不可能と言えます。
そして導入反対の声を和らげるために次から次へと政府が打ち出した特例によって、経理担当者や会計事務所職員は悲鳴を上げています。
この制度によって特段税収が上がるわけでもないのに、莫大な費用をかけて本当にやる意味はあったのでしょうか!?
2019年に複数税率を導入したことがインボイス制度導入の引き金になったようですが、それなら複数税率をやめれば良かったというのが私の意見です。
複数税率をやめて、つまり8%税率はやめて、一般食料品はゼロ%(非課税)とするのです。
一般食料品の非課税化は諸外国の多くが取り入れており、低所得者には優しい政策です。
それでは税収が減ってしまうというのであれば、他の税で調整すればよいだけのこと。
当然、支出の見直しもなされなければいけません。高額所得者や国会議員に対する数々の優遇措置の見直しも検討していただきたいですね。
これまで多少なりとも消費税を研究してきた身としては、1989(平成元)年の消費税制度導入時から34年の長きにわたって我が国が独自に培ってきた帳簿方式のままで全く良かったと声を大にして言いたいのです。
2013年10月にスタートした、毎月100キロのランニング。
今月末、ついに10年の節目を迎えました。
未達成の月は10年間で3回のみ。
理由はサッカーの試合であばらにヒビが2回、もう一回は過労死ライン2倍の過重労働(後にも先にもその月だけ)でした。
これらの未達成があっても100キロ以上走っている月はたくさんあるので、トータルで120ヶ月、総走行距離1万2千キロということになります。
1万2千キロだと一体どこまで行けるのか?
ざっくりですが、南極までなら片道、北極までならほぼ往復、アメリカ大陸横断だと2・3回はいけそうです。すっ、凄い!! というかまったく想像できません(笑)
毎月100キロを完遂するためには習慣づけが不可欠です。
毎日毎日、その日走った距離と累計を記録していきます。
なんとしてでも達成するという強い意志を持って続ければ、3か月もするとルーティンになってきます。折れないために節目節目にFacebookで発信し、皆に「凄い凄い」「素晴らしい」と褒めてもらい、モチベーションを上げます。
ただ走ってばかりではつまらないので、年に1回はフルマラソンに出場しています。フルマラソンを走るのは来月の神戸マラソンで14回目となりました。
昨年還暦を迎えたのですが、サッカーの試合中、筋力の衰えを益々感じるようになったので、今年に入ってからは100キロの半分は山の中 (トレイル) を走ることにしました。
効果はてきめん、おかげで足腰が鍛えられ、プレーにもいい影響が出ているのを実感しています。
次の大きな節目は10年後、70歳のとき。この先どこまで行けるか楽しみです!
小学生の頃、体育の課外授業でオリエンテーリングというのがありました。
3人チームを組んで地域の里山のハイキングコースを駆け回り、設置してあるチェックポイント(ポスト)を地図と磁石を用いて探し当て、すべて見つけたらゴールするという、遊びの要素満載のスポーツ競技です。
私はこれが大好きでした。いつもクラスで一番足の速い仲間と組んで、常に優勝を狙っていました。最近、同じ里山に入るようになってポストの残骸を発見する機会が多く、「もう最近の小学生はやってないんだなあ」と少し淋しい気持ちになります。
大人になってマラソンを始め、そこから時々トレイルランニング(略してトレラン)の大会にも出るようになりました。マラソンの山の中版です。
始めてみるとすぐさま「これは子どもの頃にやったオリエンテーリングじゃないか!」と感じました。昔の愉しかった思い出が瞬時に蘇ったのです。
山の中のコースは木々に覆われているので、マラソンのように常に炎天下を走るというようなことはありません。逆に風の通り道がそこかしこにあり、涼しい風が通り抜けていくこともあります。
当然アップダウンの激しさはマラソンの比ではなく、道は石・岩や木の根っこが多く、時には小川を跨いだりもするので、グリップの効いた靴底のトレラン専用シューズが必要になります。
登りはとても苦しいですが、登り切った頂上には眺めの良いポイントが待っていますし、走っている間中、いろいろな小鳥の鳴き声に癒されることも多いです。
最近立て続けにトレランの大会に参加してきましたが、走り終えるたびに「こんな苦しいことはもうするものか」と思うのに、一夜明けたらまた山の中を走りたいと思ってしまう自分が不思議でなりません。
山という自然と戯れることができることに感謝しつつ、これからもずっとトレランを継続していこうと思います。
皆さんにはお気に入りの作家ってありますか?
私のお気に入りはイギリスの作家、ジェフリー・アーチャーです。
御年83歳、その筆は未だまったく衰える気配さえありません。
長編小説と短編集を交互に発表し続けていますが、この作家の凄いところは面白くない作品がほとんどないということなのです。
経歴はとてもユニークです。詐欺にあって大借金を抱えるものの、それをモチーフにした処女作で大ヒットを飛ばし完済、サッチャー首相時代には保守党の副幹事長を務めますがスキャンダルで躓きます。それをすっぱ抜いたタブロイド紙を相手にした裁判では勝訴しますが、十数年後にその時の偽証罪と司法妨害罪に問われ実刑となり、服役します。それまでのミリオンセラーは数知れず、服役後も獄中記を皮切りに、更にヒット作を連発し続けています。
なぜ、この作家が好きなのか。
博学で、印象派の絵画やワインというような自分に興味のあるモチーフがたくさん出てくること。長編小説では頭脳の突き抜けた主人公の活躍にカタルシスを覚え、短編小説では男女や親子の深い愛情にいつも心底こころ打たれること。
そして何よりもたまらないのはその文章表現の心憎さなのです。読んでいると多幸感に包まれます。アーチャーの本を読んでいる時の自分はきっといつもニヤニヤしているのではないでしょうか。
最後にアーチャー作品の中で最も愛するもの(もう何度も読み返しています)を長編・短編それぞれひとつずつご紹介して終わりにしたいと思います。
長編『ケインとアベル』 … 言わずと知れたアーチャーの最高傑作
短編『クリスティーナ・ローゼンタール』(『十二の意外な結末』に収録) … 何度読んでも落涙必須
今年も確定申告が終わり、ほっと一息といったところですが、今回は制度がスタートして15年が経過する『ふるさと納税』について書きたいと思います。
『ふるさと納税』の仕組みにも理解が進み、多くの納税者が利用するようになってきました。専用のサイトがいくつも出来、一度利用すると様々な形で広告が届くようになります。
先日も、「ふるさと納税でのお買い物は…」というセールストークから始まるものがあり、ドキッとしてしまいました。おいおい、ふるさと納税って寄付じゃなかったっけ! いつからお買い物の手段になっちゃったの!?
制度スタート時の目的は、「人口減少による税収の減少への対応や地方と大都市の格差是正」だったようですが、いまやそのような目的など完全に忘れ去られています。
本来ならば応援したい地方自治体に寄付をするというのがスジでしょうが、そのようなことを考えてふるさと納税する人が一体何パーセントいるでしょうか!? 各自治体がアピールする魅力的な返礼品を貰うことが主目的となっているのは誰の目にも明らかです。
実際にやってみると、スーパーでは買えないような地方の特産品がたくさんあり、お買い物の楽しさがあります。楽天市場などでは寄付にもかかわらず通常の買い物と同様にポイントが付くので、ますますお買い物感覚になってきます。
ただ、この恩恵を受けることが出来るのは納税額が発生する人だけなのです。いわゆる非課税世帯には一切のメリットはありません。逆に高所得者には限りなく控除が認められているため、富裕層が寄付する額は莫大な金額となり、返礼品の評価額そのものが所得の一部とみなされ課税の対象となるケースさえあるのです。
各自治体は少しでも多くの寄付を集めようと躍起になり、サイトに出品するための費用や通信費などが掛かり過ぎてしまうというのが悩みの種となっているようです。返礼品の調達や送付などには実に寄付金総額の半分近くが使われており、本来自治体に入るべき税収が半分しか入ってこない、しかも上手に宣伝した自治体や魅力的な特産品を持っている自治体だけに税が偏るという、いびつな構造が出来上がってしまっているのです。
ここまで巨大ビジネス化した『ふるさと納税』という制度を政府が止めるという可能性は全くありませんが、せめて所得控除の制限を加えるべきではないでしょうか。
生命保険料控除は何百万円も保険料を払っていても控除できるのは最高12万円です。『ふるさと納税』も例えば控除は10万円までという限度を設けることで、高所得者優遇政策という負の一面は緩和されるのではないでしょうか。
昨年は4年に一度のワールドカップサッカーが中東のカタールで開催され、日本チームの躍進に日本中が歓喜の渦に包まれました。
趣味のナンバーワンがサッカーである私も、決勝戦まで全部で30試合を観戦しました。
年が明け、今度はサッカー高校選手権で我が岡山の学芸館高校が初の日本一の栄冠に輝きました。素晴らしい決勝戦でした。
さて、我が身を振り返ってみますと、年齢が増すごとにキック力が落ちてきて、思うようにシュートが打てなくなってきたことに弥(いや)が上にも気付かされるようになりました。
これはなんとかせねばと思い、昨年暮に考えたのです。
これまで継続してきた月100キロのランニングを月100キロのトレイルランニング(山の中を駆け回る)に変えたら、足腰の筋力がより鍛えられるのではないかと。
幸い我が家は操山の中腹に位置するので、家の前からすぐに山に入っていけるのです。
年末年始の休み中に、休日用8キロコースを3つと平日用4キロコースを設定することが出来ました。
早朝、まだ薄暗いうちに山の中に入っていくと、爽やかな緑の香りに包まれ、一気に体が目を覚まします。
途中で東の空から昇ったオレンジ色の朝日を一身に受けると、全身に力がみなぎってくるのを感じます。
ロードを走っていたときとは違い、車や自転車を気にすることもなく、自分一人の世界に浸ることができ、仕事のことも含め様々なアイデアが頭に浮かんできます。しかもポジティブなものばかり。
皆さんも健康管理の一環として、朝のランニング、週末のハイキングを試みてはいかがでしょうか!?
私はこれでシニアリーグ開幕戦のゴールはもう間違いないと思っています(笑)
仕事でもプライベートでもイライラすることや心がざわつくことってありますよね。
こういうときはただじっとして気持ちが収まるのを待つという人もいるかもしれないけれど、大抵は何か気分転換になることをするのではないでしょうか。
自分自身の乱れた心を他に何も頼ることなしにコントロールするというのは案外難しいもので、何かしら自分以外の力を借りて乗り切るというのがやはり正解なのかなと思います。
その方法は人それぞれで、とにかく美味しいものを食べる、ひたすら寝る、好きなスポーツで体を動かす、熱いシャワーを浴びる、などなど千差万別です。
好きな音楽を聴くという人も多いでしょう。スマホ以外に何の準備も要らないという手軽さもいいですよね。
これも人の好みはそれぞれですが、私の場合はクラシック音楽が一番合っているように思います。特に気に入っているのは、バロック時代のフランスの作曲家、クープランが書いたピアノ曲『Les Barricades Mysterieuses』です。
「神秘な障壁(または防壁)」と訳されていますが、このタイトル自体がかなりミステリアスではあります。1分半にも満たない小品で、これをリピート再生で聴いているうちに、それまで波打っていた心の中がスーッと静まり、徐々に落ち着いていくのです。
このような自分の気持ちを静めてくれる「心のビタミン剤」ともいえる一曲を持っているというのは本当にいいですよね。いつも癒され助かっています。
YouTube Musicで探せば、実に多くのピアニストによってこの曲が演奏されているのがわかります。中でも私の一番のお気に入りはカティア・ブニアティシヴィリです。
ジョージア共和国(旧ソビエト連邦)出身のピアノ演奏家で、美しすぎる容姿も彼女の人気を押し上げています。数年前、来日公演を大阪まで聴きに行ったのですが、直前にドタキャンされたことを会場で知り、泣く泣く帰った思い出があります。
さて、皆さんの癒しの一曲は何でしょうか!?
新型コロナの感染者数は連日のように過去最高を記録し、ついに第7波が到来したと伝えられています。日本は諸外国に比べてもワクチンの接種率は高く、マスクの着用率も間違いなく世界一でしょう。それにもかかわらず、その日本の週間新規感染者数がさきほど世界一となったとの報道がありました。これは一体どういうことなのでしょう!?
政府や地方自治体の対応は当初からほとんど変わらず、ひたすら外出を控えるよう求めたり、飲食店には時短営業を強制したりするばかりで、積極的かつ根本的な収束のための方策を打ち出せてないように思われます。
世界にはコロナ対策が比較的成功している国もあるのですから、それらの国に学ばない手は無いと思うのですが、政府にそのような動きは見られないし、他国の対策ノウハウが報道されることはほとんどありません。一方、国民の自己防衛はすでに一定の限度に達しているのではないでしょうか。
当初は致死率の高さに皆が怯えていました。発病しても病床不足で入院できず、自宅待機を余儀なくされたあげく亡くなった方が少なからずおられました。でも今は、感染力がこれまでで一番強くても、逆に重症化する割合は下がっているようです。身近で罹る方もだんだん多くなり、病院に行くことなく、自宅療養ののち職場(あるいは学校)復帰するケースが増えるにつれ、罹患そのものを恐れる気持ちが緩んできているような気がします。
国や自治体には、支給基準の曖昧さ・不適格さゆえ多くの不公平を生み出している補助金・給付金を出し続けるのはもうやめ、旅行に行く余裕のある人たちではなく、本当に生活に困っている人たちを的確にサポートする仕組みを直ちに作っていただきたい。そして消費を促すという観点からは、消費税を一定の期間廃止する(実際そうしている国は多い)など、大胆な政策を期待します。
また、今後も感染時には自宅待機が基本となるのなら、せめて抗原検査キットは無料で配布するなどして、皆が安心して生活できるようにして欲しいものです。
全日空から2日間限定のGWフライト特別価格の案内メールが届いたのは今年2月のことでした。GWじゃなくてもあり得ないだろうという驚くべき安価に興奮し、速攻で予約してしまったのです。
30年間守ってきた我が家の家訓“GWは絶対に動かない”がいとも簡単に崩れ去った瞬間でした。高速道路の渋滞に巻き込まれた昔の嫌な思い出が一瞬頭をかすめましたが、飛行機なら満席以上の混雑はないはずと吹っ切りました。
コロナ禍は3年目を迎え、昨年は海外は言うに及ばず、国内でさえまともな旅行をしていなかったので、今度ばかりはワクワクする気持ちを抑えきれませんでした。
今回選んだ行先は北海道。岡山発便が長期運休中のため、神戸空港からの出発です。行きは最終便、帰りは始発便。さすがに帰りのGW最終日は満席でしたが、行きはまだまだ空きがあったのにも驚きました。時間帯のせいなのか、空港内の人もさほど多くはありません。
北海道は自身4度目なのですが、GWが桜の季節だったとは知りませんでした。岡山より1カ月も遅いのですね! どこに行っても満開の桜が目を楽しませてくれました。
いつものようにAirbnb(民泊)の一軒家を中心に宿泊し、初めての札幌では旧友家族との再会を楽しんだり、定山渓で温泉に浸かったり、洞爺湖のパノラマを眺めたりと、家族でゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができました。
3度目のワクチン接種も進み、これから少しずつ旅行者も増えてくると思います。そうするとまた、我が家はGWや盆暮れは家籠りとなるわけですが、それよりも世の中に以前のような賑わいが戻ってくれた方がよほど嬉しいですよね。
誰にも気兼ねすることなく自由に旅行が出来る日が再び来ることを心から願っています。
ついに累計1万キロメートル~!!
8年と4ヶ月前にスタートした毎月100キロRUN。
今年1月でとうとう節目の100ヶ月を達成しました。
この間の未達は3回。2回は怪我、1回は睡眠確保のためでした。
でも100キロ以上走った月も結構あったので、1万キロ達成は間違いないでしょう。
1万キロって一体どれぐらいの距離なんでしょうか!?
調べてみると、東京からだとマルセイユ(フランス)、シチリア島(イタリア)、オタワ(カナダ)、シカゴやカンザス・シティ(米国)あたりみたいですね。
う~ん、ほんとによく走ったなあ。
でも実を言うと思ったほど感慨がないんですよね。
もう100キロ走るのが当たり前になりすぎて、嬉しいとも何とも思えないのです。
何か損な気もしますが…(笑)
ここまでくると、継続することへの自信、そして自分の体に対する自信がドカンと腰を据えるようになります。
そして、続けること=『歓び(ヨロコビ)』となるのです。
これからも淡々と、歯磨きをするかのごとく続けていきたいと思います。
このたび3年ぶりにスマホの機種変更をしました。
替えるときのいろいろな煩わしさが嫌で先延ばしにしてきたのですが、すべての動作スピードが耐えがたいほどになってきたので、遂に決心したのです。
携帯電話時代から数えると、22年間でおそらく10回ちかく機種変更をしているはずですが、変更に伴うストレスを少しでも感じずに済むように、キャリアとメーカーは決して替えませんでした。いい顧客ですよね(笑)
さて、ショップでは店員さんの助けを借りつつすべての移行が完了、帰宅後は各種Wi-Fi & Bluetooth機器との接続設定を難なく(と言いたい)終え、最後に事前に購入しておいた保護ケースとガラスフィルムを付けてホッと一息です。
前の機種より1センチ以上長くなったので画面はとても見やすく、スピーカーの性能が驚くほど向上していてYou Tube Musicの音がもの凄く大きく響きます。バッテリーの持ちは当然いいし、検索などのスピードもサクサクです。
・カメラのレンズが3焦点になり、望遠が綺麗に映る様になったこと。パノラマ写真も範囲を自由に決めて写せること。
・スクリーンショットするとすぐに共有ボタンが現れること(目的に適っている)。
・指紋認証の感度がめちゃめちゃ良くなったこと。
もちろんスペックは前機種からはるかに向上しており、新しい機能もたっぷりです。
今はサクサク動いてくれて、バッテリーが長持ちしてくれて、スピーカーの音がめちゃデカくて、望遠が綺麗に写せることにありがたみを感じています。
ご趣味は?と聞かれても、即答することはできません。とても一つには絞り込めないからです。
スポーツならサッカーにマラソンに自転車にバイク(モータースポーツ)、文化系なら映画鑑賞に音楽鑑賞に読書でしょうか。他にも色々ありますが、これらの中でもかなりの重要度を占めるのが『旅行』なのです。
学生時代にヨーロッパやメキシコをバックパック旅行したことや、前職が旅行の手配会社だったのが多分に影響しているのかもしれません。
国内・国外を問わず、年に何回も旅行に行っていました、これまでは…。
昨年は特に気合が入っていて、正月休みのうちに1年のすべての旅行を計画し終えていました。ところがこのコロナ渦です。予約していた旅行はすべてキャンセルせざるを得ませんでした。キャンセル料がまったく掛からなかったのがせめてもの救いでした。
今年も先が見えないので海外旅行には手が出せません。計画することが一番楽しいのに、計画することすら叶わないので欲求不満は溜まる一方です。
今は視点を変えて、なるべく自家用車で行ける範囲で、宿に籠りっきりで、食事も部屋食で(ちょっと贅沢ですが)、というような国内近場短期旅行をボツボツと試みています。
それにしても日本から出られないというのはつまらないですよね。一体いつになったら飛行機に乗れるのか?
海外旅行の夢はしょっちゅう見ます。大概は飛行機に乗り遅れそうになって四苦八苦する夢ですが(笑)。
世の中が落ち着いて再び海外旅行が出来るようになるまでは、大好きなイタリア旅行を夢見て、一生懸命イタリア語の勉強に励むとしますか!
最近、本を何か読みましたか?
そう聞かれることはあっても、
最近、感想文を何か書かれましたか?
と聞かれることはまずないでしょう。
読書感想文と聞けば、「そんなもの、小学生の時に書かされたっけかなあ。」と、ほとんどの方がはるか昔のことを思い浮かべるのではないでしょうか。
最後に感想文を書いたのがいつだったか、何の本についてだったか、皆さんは記憶に残っていますか?
私は6年前から本を毎月2冊読んで感想文を書き、Facebookにアップするということを続けています。今読んでいるのは147冊目。『線は、僕を描く』という水墨画をモチーフにした小説です。
毎月読む2冊は自分で選んでいるのではなく、私の心の師匠(多読)が課題図書として指定してくださるのです。それは小説にとどまらず、様々なジャンルに亘り、実にバラエティーに溢れています。
中には「こんな本自分では絶対に買わない。」と思うようなものもあります。でも、それだからこそ面白いのです。もし教えてもらわなかったら、こんな人生の損失は無かった、とさえ思えるものも沢山ありました。
毎月2冊を読んでその感想文を書く。
人間って不思議です。なんでも続けていると慣れちゃうんですね。そうするのが普通=当たり前となってくる。
始めたころより書く要領も良くなったし、自分で言うのもなんですが、だんだん上手くなってきたと思います。最近はそれを読み返すのも愉しいですね。
これからも面白い本をどんどん読んで、目にした人が読んでみたいなあと思えるような感想文をコツコツ書き続けていこうと思います。
念願のコードレスイヤホンをついに購入しました! ランニング用に欲しいなとずっと考えていたのになかなか決められず、やっと決心した初めてのコードレスでした。
ケースから取り出すと、起動した旨とバッテリー残量を綺麗な女性の声が案内してくれます。最高級機種ではありませんが音質もまずまず良く、コードレスの快適さは想像をはるかに超えており、十分に満足のいくものでした。
ところがすぐに片方の充電が上手く出来ていないことに気づき、リセット&初期化をしてみました。それでも症状は改善せず、『お客様相談係』に電話となりました。
実はそこでとても驚くことがあったのです。
フリーダイヤルは、さんざん待たされた後に、やっとオペレーターに繋がるというのが常なのですが、今回はびっくりするほど早く通じました。ただ、一度も相手の声を聞くことなく、全てのやり取りが終ったのです。
どういうことかというと、オペレーターとのやり取りがLINEを利用したチャット形式だったのです。
相手も生身の人間だから、チャット(=筆談)より喋った方が速いに決まっています。それでもわざわざチャットで応答するメリットをその時はまったく想像できませんでした。
挙句の果てに「症状を動画に撮って送って」と言われ、なんとか応えましたが、このようなことに慣れていない消費者はかなり面食らうのではないでしょうか。それとも今の若者はネット上のチャットの方が実際の会話よりも速いのでしょうか? まさかねえ。
若いスタッフに聞いてみたら、やっぱり喋った方が速いと言われ、ホッとしました(笑)。
もしかすると、このコロナ下では大勢のオペレーターが控えるコールセンタールームでの会話が禁止され、応対はすべてチャットによることになっているのかもしれないですね。
本当に大変な世の中です。早期のコロナ収束を事務所一同心よりお祈り申し上げます。
最近よく聞かれる言葉に『〇〇ペイ』というのがあります。
キャッシュレス決済のひとつで、主にスマホ利用者の間で利用が進んでいます。
諸外国に比べて遅れている感のある我が国のキャッシュレス決済ですが、その早急な普及を目指している政府は、昨年10月の消費税率引上げに伴って、『キャッシュレス・ポイント還元事業』を始めました。キャッシュレス決済をすると5%のポイント還元が受けられる、というやつですね。
私がペイを使い始めたのもその頃でした。最初はおっかなびっくりで、コンビニのレジであたふたすることも一度や二度ではありませんでした。お店の方でも、「このPayは使えるけど、そのPayは使えません。」なんてことを言われることもあって、私のスマホの中のペイは増える一方でした。
LINE Pay、au PAY、楽天ペイ、PayPayなどなど。
最近ではどこでもどのペイでもだいたい使えるようになってきましたが、QRコード決済となるとどうもPayPayの一人勝ちのような気がします。
ペイの決済には2つのパターンがあります。
一般的には利用者がバーコードを店舗に示してそれを読み取ってもらうという方法が多いですね。もう一つがこのPayPayのように店舗側が提示しているQRコードを自分のスマホで読み取り、そこに金額を入力して決済する方法です。
使い始めるとそれは便利で、財布の中が空っぽでも買い物は出来るし、お釣りがたまって小銭入れがパンパンになることもありません。
デメリットは、お金が無くなっていくという実感が薄いので、ついつい使い過ぎてしまうということでしょうか。
5%のポイント還元は6月までですが、各社はそれ以上のキャンペーンもやっており、ある日などお昼を食べてペイで払ったら代金以上のポイントが付いてきた、なんてこともありました。
最初はやはり緊張しますが、私も今では残高が足りなくても慌てることなく、その場でチャージできるようになりました。結局は慣れの問題に過ぎないのではないでしょうか。
どんなに嫌だと抵抗しても、完全キャッシュレスの時代はもうじきに到来するでしょう。
その時になって慌てるより、今すぐにでも利用を始めてみませんか!!
去る9月23日、私のメンターであるどやさんから、そのメルマガ読者の会の中で「100日間チャレンジ!」をやろうと提案がありました。
その日から年末までがちょうど100日だったのです。
参加条件は、
1)自己紹介をして、何を継続するか発表する
2)それを毎日、行った写真や文章で報告する
3)100日達成したら、みんなでお祝い
というものでした。
参加することに躊躇はありませんでしたが、何をやるか決めるのには少し時間が掛かりました。
そこで考えたのは、以前8年間続けた筋トレの継続復活でした。ウルトラマラソン出走後に挫けてしまって、どうしても続けられなくなっていたのです。
腕立て100回、腹筋100回、これだけなら前にもやっていたので、縄跳び200回を加えて、起き抜けに5分以内でやることにしました。
5分というタイムにこだわったのは、「時間が無かったから出来ませんでした」という言い訳がきかないからです。
今日で37日目。
途中でストップするかも、なんて心配はゼロ・パーセント。
宣言しちゃうと止めたらカッコ悪いですからねえ。
継続している仲間達(10人くらい)の投稿にも大いに励まされます。
結論。
習慣形成するためのコツは、
①まわりに宣言すること
②一緒に続ける仲間を作ること
これが出来れば習慣作りなんてホント簡単。
さあ、貴方も今すぐ始めませんか!!
皆さんは何か習慣を持っていますか?
私には今3つの習慣があります。
一つ目は毎月100キロのランニング。こちらはもう5年8カ月継続しています。
二つ目は毎月2冊の読書とその感想文をFacebookにアップすること。こちらは4年と5カ月。
書いた感想文の数はなんと105本。
三つ目は昨年4月から何十年ぶりかで聴き始めたラジオ英会話。この4月から2年目に入りました。
いかがでしょう。よく続くなと思われた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
正直、はじめは自分でもこんなに長く続くとは思っていなかったのです。
でも手帳に記録したり、仲間に公開したりするうち、いつの間にかこんなに続いてた、というのが正直な感想です。
特に最後の三つ目は、継続すること自体はものすごく簡単でした。
それは、最初の二つの習慣が既に身についているという事実が、新たな習慣に挑戦することに大きな自信を与えていらからだと思います。
一度やると決めたら、後はひたすら続けるだけ。
そう、歯を磨くのと何ら変わりはないのです。日常生活の一部なのです。
良い習慣を持つということは自分の肯定感を育むことになります。
“自分は出来る”
そう思えたとき、毎日が素晴らしく楽しいものに変わりますよ!!
【人生初座禅 その1】
岡山藩主池田家の菩提寺『曹源寺』。
70~80人くらいは入れる講堂が、GWだからかあっという間に一杯に。
なにぶん初めてなものだからやり方が分からない。見よう見まねで座布団を折って座る。
おう、そうか。入ってきたらまず本尊拝まにゃあかんかったやんか!
あっ、靴下脱いだほうがエエみたいやな。
一応ポーズをとって座を組んでみるものの、無我の境地とはほど遠い煩悩の世界が広がる広がる(笑)
あっという間に30分が経ち、坊さまの指導のもと、しばし体操。気持ちええなあ。
後半お経を唱和したら、いよいよ来た来た肩ペシペシ。
一人一人順番に両肩を叩かれる。
おっ、いよいよ俺の番や!
ええー、飛ばされたー(ToT)
何で俺だけー???
外国人のぼんさん、俺の煩悩を読み切ったか?! それで無視? まさか?
おっ、2回目帰って来た、帰って来た。
今度はちゃんとペシペシしてもらわにゃ。
えっ、ええーっ、また飛ばすかー?!
俺、なんぞ悪いことでもやってしもたんやろか???
そのあとはもうそればっかり気になって集中できず(>_<)
1時間があっという間の初座禅でした、トホホ。
後で聞いたらペシペシは自己申告制で、坊さまが来たらすぐに手を合わせないとやってもらえないって知りました。
ホッ、めでたしめでたし。
【人生初座禅 その2】
先月生まれて初めて座禅をやり、これからは毎月1回参加すると決めました。
新たな習慣の始まりです(^o^)v
目を瞑(つぶ)ると聴こえてくるのは人の息づかいと山鳩のクルックーという鳴き声だけ。
ヒヤリと引き締まった静謐な講堂で体ごと洗われていくような感覚。
先月と同じ外国人のお坊さんがヒタッヒタッと近づいてくる。
その瞬間両手を合わせるとススッと目の前に。
合掌。
そしてついに念願のペシッ、ペシッ。
また合掌。
やっと先月のフラストレーションから解放されました。ほっ(*^¬^*)
桜の花も散って、あっという間に汗ばむような季節になりました。
今年は全国的に桜の開花が早かったですね。
毎年、この時期になると「ああ、日本人で良かったな~」と思うことがあります。
我が家は少しだけ山を登った場所にあるのですが、周りには桜の木が多く、いつも春には目を楽しませてくれます。
信号のない裏道の通勤路にも桜の木が多く、家を出てから事務所に着くまで一体何本の桜があるのだろうかと思い、数を数えてみました。
その数、なんと172本!!
凄いと思いませんか?!
これだけ多くの桜の花を眺めながら毎朝通勤できるというのはなんと幸せなことでしょう。
一日の初めに桜の木々に心を洗われ、豊かな気持ちにして貰えることに感謝しきりです。
その白い花を見ていると、「ああ、日本人に生まれてきて本当に良かったな~」と心の底から思えてくるのです。
日々の中に小さな喜びを見いだす。
毎日を楽しく過ごすヒントですね。
春風秋霜とは…
春風をもって人に接し、秋霜をもって自らを粛(つつし)む、
すなわち、人と接するときは春の風のような暖かさで接し、
自分の行動には秋の霜のような厳しさをもって臨む、という意味です。
坂本龍馬、吉田松陰、勝海舟なども影響を受けたという、江戸時代の儒学者、佐藤一斎の言葉です。
この言葉を目にするだけで、いつも心がキリッとします。そしてひとりでに背筋が伸びるのです。
なかなか出来ないからこそ、いつもそうありたいと願う。
いつの日か当たり前のように出来るようになるまで、毎日心の中でこの言葉を唱える。
こんな風に出来たら毎日がどれほど素敵なものになるでしょう。
私たちの職場では、毎月個人目標を書いて壁に張り出しています。
これはお客様にも見えるところにあります。
月初の会議では、この目標がどれくらい達成できたかを自己評価します。
なかなか10点満点が付きません。
そんな時、次月こそ『秋霜』の気概を持って取り組もうと思うのです。
また、私たちは、事務所を訪れてくださるすべての方に対して(お客様だけでなく、例えば宅配便を届けてくれるお兄さんにも)、
笑顔をもって「いらっしゃいませ!」と挨拶を欠かしません。
これは『春風』の実践と言えるでしょう。
『春風秋霜』
これからもこの言葉を常に心に置いて日々行動し、人間力を高めていきます!!
つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
(特にやることもないままに、一日中硯にむかって、心に浮かんでは消えていく何ということも無いことを、なんとなく書き付けると、あやしくも狂おしい感じだ。)
事務所のHPにブログを載せると年初に宣言してはや9ヶ月が経過しました。
お待たせいたしました!(誰も待ってないって(>_<"))
お恥ずかしながら初めてのブログ、本日よりスタートいたします。
兼好法師のように妖しくも狂おしいなどという文章はよう書きませんが、ぼつぼつブツブツやっていきますので、よろしければお付き合いくださいませ。
さて、記念すべき第1号。
何事も初めてというのは緊張するものですな。(なんか喋り方が落語家のようになってきた(笑))
最初は我が事務所のモットー『自分ならして欲しいと望むことはすべてして差し上げる』(事務所クレドにも入ってます!)について書いてみます。
開業当初よりこの言葉を名刺に記してきました。税理士事務所に限らず、どんな商売でも、自分がもしお客様であったなら望むであろうことすべてを提供するのは、これはもう当たり前のことでしょう。
出し惜しみがあってはいけません。
開業15年目の今では、どうしたらお客様の期待をいい意味で裏切れるか、上回るサービスを提供できるか、そんなことを日々考えています。
そうそう、驚いたことにこれに似た言葉が聖書の一節にあったんです。
「己の欲する所を人に施せ」(『新約聖書』マタイによる福音書7章12節)
う~ん、俺ってイエスと同じ思考だわ(笑)
何事も良き解釈です、ハイ!!